【愛犬と旅行する際の注意点】
◇車で旅行する際の注意点
愛犬と一緒に旅行に行く際には、普段の旅行よりも無理のない余裕のあるスケジュールを立てることが大切です。一般的に乗り物に慣れていない犬は、どんな交通手段であれ長時間の移動は負担がかかるもので、特に車での移動については車酔いの不安もあります。愛犬の車酔いの対策としては、人間と同じく空腹な状態での乗車は避けて、出発の1~2時間ほど前までに食事を済ませるようにしておくと安心です。また、できれば出発する前にトイレを済ましておくことができればさらに心配は不要になります。愛犬との車での旅行は、後部座席に愛犬用のスペースを作り、到着までの道中は1~2時間ごとに休憩をとりながら、余裕をもって目的地へ向かうようにしましょう。また、車での移動中は運転席や助手席などにはけっして愛犬を近づかせないようにすることが重要です。愛犬が小型犬だったとしても、運転中に運転手の膝の上に乗せて乗車することは道路交通法違反になりますので、後部座席にクレートもしくはドライブボックスを設置して中に入れて移動するようにしてください。クレートを使用する場合は、愛犬の身体の大きさに合わせて比較的ピッタリしたサイズがおすすめです。大きめサイズのクレートを使うと、坂道やカーブなどの度に中で犬が揺れ動いてしまうため車酔いの心配があります。
◇持ち物(必需品)
・狂犬病予防注射証明書、ワクチン接種証明書
・食べ慣れているフードと容器
・首輪、ハーネス、リード
・常備薬
上記4つについては、事前に用意する必要のある必需品です。宿泊先によっては、事前に狂犬病予防注射証明書とワクチン接種証明書の提示を求められる可能性もありますので、注意しましょう。フードは、保管しやすいドライフードが扱いやすく、愛犬に与える際に使用する容器もいつも使っているものが安心です。また、普段から使用している薬などがあれば必ず持参しましょう。
◇持ち物(現地調達可能)
・水
・毛布、タオル
・トイレシート
・ナイロンバッグ(糞用)
・おもちゃ
・トリーツ
上記については、旅行先や道中でも比較的手に入れやすい品々ですが、もし愛犬が普段使っているものがあれば、持参してもよい商品群になります。
◇まとめ
愛犬との旅行は飼い主にとっても愛犬にとってもかけがえのない思い出になります。しっかりと準備をすることで、さらに楽しい旅行になりますので、上記内容を参考にしてみてください。